令和6年度 次世代型森林管理実証事業の受講者の募集について
【研修目的】
森林資源情報を高度かつ効率的に把握するためには、ドローン等のICT・IoT技術の利活用が不可欠です。
このような中、ドローンの利活用については、航空法(昭和27年法律第231号)の一部改正に伴う機体登録等の新設された制度や、森林調査や林業現場における新たな知識や技術の習得が必要となっています。
このため、ドローン及び周辺機器やドローンにより取得したデジタルデータを利活用できる技術者を養成するとともに、そのデータを利用して造林補助事業の申請図面等を作成し、それらの技術を実証する研修を開催します。
【研修日程・内容】
基礎コース
①集合研修:令和6年7月9日(火)~令和6年7月10日(水)
令和6年8月6日(火)~令和6年8月7日(水)
4日間 9時~16時まで
会場:農林大学校(研修館)(高崎市箕郷町西明屋1005)
注:天候等により日程や会場を変更する場合があります。
②実地研修: 各受講団体で実施。皆伐再造林地のドローン撮影、オルソフォト作成、造林補助事業の図面作成、下刈り前後の撮影、獣害防止柵の撮影等、オルソフォトを利用して造林補助事業の図面作成、撮影画像を利用して検査が省略できることを実証。(実施しない施業等は、実証対象としない)。
③フォローアップ研修:実地研修期間中に6時間、オンライン指導6時間
④中間発表会:0.5日間、最終発表0.5日(活用コースと合同開催)
活用コース
①集合研修:令和6年7月16日(火)、令和6年8月20日(火)
2日間 9時~16時まで
会場:農林大学校(研修館)(高崎市箕郷町西明屋1005)
注:天候等により日程や会場を変更する場合があります。
②実地研修:各受講団体で、皆伐再造林地、間伐区域、作業道の開設区域のドローン撮影、オルソフォト作成、造林補助事業の図面作成、下刈り前後の撮影、獣害防止柵の撮影、間伐区域の撮影、前後の状況把握、作業道の延長、幅員、勾配の撮影等、オルソフォトを利用して造林補助事業の図面作成、撮影画像、点群データを利用して検査が省略できることを実証(実施しない施業等は、実証対象としない)。
③フォローアップ研修:実地研修期間中に6時間、オンライン指導6時間
④中間発表会:0.5日間、最終発表0.5日(基礎コースと合同開催)
【受講対象者】
受講者は、次の要件を全て満たす者とします。
①受講団体が、森林経営管理法(平成30年法律第35号)第36条第2項に基づき、群馬県が公表している林業経営体(以下「林業経営体」という。)であって、これに雇用されている者とする。
②原則、受講団体あたり2名の受講者とするが、実証事業が終了した後も協力関係を維持できる場合は、異なる団体であっても共同で「受講団体」とすることを認める。
③皆伐再造林地においてドローンの画像等を利用し造林補助事業の申請をすること。
④Windows10、メモリ16GB、SSD256GB以上のPCを準備できること。
⑤受講者にドローンの操作経験は問わない。
⑥受講団体において、インターネットの通信環境が整っていること。
⑦「活用コース」については、上記の条件の他に、ドローンを保有し、ドローンで撮影、その画像からオルソフォト作成し、造林補助事業の申請をした実績があること。
【募集人数】
基礎コース
4受講団体(8名)
活用コース
2受講団体(4名)
※希望者が多い場合は抽選とします。
【受講費用】
無料
【申込方法及び問合せ先等】
①申込み方法
受講申請書(第1-1、1-2号様式)による。
受講団体所在地の管轄(環境)森林事務所にお申込みください。
②申込期限
令和6年6月7日(金)
③事業内容等についての問合せ先
〒371-8570 群馬県前橋市大手町1-1-1
群馬県 環境森林部 森林局 林業振興課 林業担い手対策室 生産力強化係
電話番号 027-226-3235
④申し込み様式等(ダウンロード用)
申し込み様式→R6_実施要領_第1-1,1-2号様式-.docx